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南アジアは経済成長率を倍にする必要あり、貧困撲滅に―世銀 (ブルームバーグ)
2006年7月19日(水)21時11分
7月19日(ブルームバーグ):世界銀行のプラフル・パテル副総裁(南アジア地域担当)は19日、東京で記者会見し、南アジア地域の貧困撲滅に向け、同地域は経済成長率を年10%と現在の水準からほぼ倍に引き上げる必要があると指摘した。
パテル副総裁によると、南アジア地域の経済成長率は過去20年間、平均年5.5%。同副総裁は、同率を8−10%にすることで、貧困を向こう約10年の間に「完全に撲滅」することができるとの見方を示した。
インドの人口11億人のうち、約3割が1日当たり1ドル(約117円)以下で生活している。インドは向こう3年のうちに、経済成長率を8.5%とすることを目標としている。ただ、世銀は、南アジア地域の不十分なインフラと教育水準の低さなどが貧困撲滅の障害となっている。
インドの経済成長研究所(IEG)のエコノミスト、N.R.バヌ・ムルティ氏は、「インドに関して言えば、貧困は完全に撲滅されないかもしれない」とし、「経済成長のみが解決策になるとは確信していない」とし、農業など主要業種の改革も必要だとの見方を示した。
原題:South Asia Growth Must Double to Erase Poverty, World Bank Says (抜粋) {NXTW NSN 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=19bloomberg33aJB.wWRx2_hA
ロンドン 吉崎美帆 Miho Yoshizaki
myoshizaki@bloomberg.net Editor:Okochi
記事に関する記者への問い合わせ先:
Angus Whitley in Singapore at awhitley1@bloomberg.net.