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□新車が売れない3つの理由 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=07gendainet02027180&cat=30
新車が売れない3つの理由 (ゲンダイネット)
「売れない」が止まらない。3日、日本自動車販売協会連合会が06年上半期の新車販売台数(軽除く)を公表。前年同期比で3.8%減の199万9048台に落ち込んだ。
上期としては、実に23年ぶりの200万台割れだった。
売れない理由は大きく3つある。
(1)取り締まり強化
軽自動車の売れ行きは絶好調だ。上期は4.7%増の107万1952台に達している(全国軽自動車協会連合会の統計)。
「軽を含む年間の販売台数はここ数年600万台弱で推移しています。だから、軽へのシフトが大きな理由です」(経済ジャーナリスト)
ポイントは、どうして「軽シフト」なのかだ。
「駐車違反の取り締まり強化がマイナスに働いていますね。小回りの利く軽の方が、狭い駐車場でも簡単に駐車できる。運転に自信のないドライバーは、これまで以上に軽に目が向いています」(前出のジャーナリスト)
(2)団塊の世代
三菱自動車の軽「i(アイ)」が予想を上回る売れ行きを見せている。関係者によると、都心の女性をターゲットにしたクルマだったが、フタを開ければ団塊の世代が殺到しているらしい。
「リタイア後を考えれば、軽で十分というわけでしょう。しかもガソリン代は高騰するし、維持費も軽の方がはるかに安い」(自動車メーカー関係者)
(3)平均使用年数
もうひとつは軽とは無縁。単純にクルマの使用年数が延びているからだ。10年前の96年の乗用車の平均使用年数は9.27年だったが、05年は10.93年まで延びた(自動車検査登録協会の統計)。
買い替え需要が激減している現状が、乗用車不振の背後に横たわっている。
もっとも単純明快な解答はコレか。魅力的なクルマがない――。軽自動車躍進のせいばかりにはできない。
【2006年7月4日掲載記事】
[ 2006年7月7日10時0分 ]