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(回答先: 中国銀行業監督管理委員会―― 企業や個人による海外投資を段階的に促す。 【日経ネット】 投稿者 hou 日時 2006 年 7 月 04 日 01:40:26)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060627-00000008-fsi-bus_all
米ラスベガス・サンズ 広東省に大規模リゾート
■1150億円投入、カジノ構想も
カジノ経営を手がける米ラスベガス・サンズがマカオに隣接する中国広東省の横琴島で約10億ドル(約1150億円)を投じ、大規模な商業複合リゾート施設を建設することで同省当局などと合意した。第一財経日報によると、サンズは国際会議場などビジネス施設と、リゾートホテルやヨットハーバーなどレジャー施設を組み合わせる計画だ。当局が将来解禁すれば横琴島にカジノを開設する可能性もある。(河崎真澄)
≪地元雇用を創出≫
横琴島は1999年9月に開通した橋で陸続きになったほか、同年12月にはマカオのタイパ島、コロアン島とも橋で結ばれ、交通の利便性が向上した。2004年には同省が「拡大珠江デルタ横琴経済特区」建設構想を発表。その中核プロジェクトとしてサンズの計画を選定した。
横琴島は香港島よりもやや大きい86平方キロの面積があり、サンズではこのうち5・2平方キロで開発権を獲得した。開発計画は「横琴島ベネチアン国際会議リゾート」と名づけられており、商業施設とリゾート施設を兼ねる。地上90階建てで世界一の高さとなる超高層ビルを象徴案件として建設する方針も打ち出している。同ビルには国際会議場や展示場のほか、客室数が1万以上の大型ホテル部分が作られる。
現段階で世界で最も高いビルは台湾台北市にある「TAIPEI 101」(地上101階建てで高さ508メートル)だ。
商業施設だけでなく高級ヨットハーバーや水上スキーなどマリンスポーツ設備、プール、テニスコートなど、さまざまなリゾート施設を併設する予定だ。第1期工事に近く着工し、来年末までには一部開業する方針。大規模な商業複合リゾート施設として、最終的には12万から15万人の地元雇用を創出するという。
≪マカオに進出≫
サンズはすでに04年にカジノ経営でマカオに進出ずみ。さらに先月26日にはシンガポール政府が実施した入札で、09年開業予定の同国初となるカジノの建設案件を約32億ドルで落札している。
サンズではシンガポールを訪れる主力外国人が今後インド人になると分析。同国のマリーナベイ地区に建設するカジノとリゾートの複合施設では、「ボリウッド」の愛称で知られるインド映画界から、有名スターを招いてショーを行うアイデアを打ち出している。
米ラスベガスでの経験を生かし、シンガポールやマカオ、そして横琴島プロジェクトを手始めに中国本土でのカジノ経営を狙う戦略も検討しているもようだ。1999年12月にポルトガルから返還されたマカオを除いては、中国本土でカジノは認められていない。しかし経済発展とともに違法のカジノや賭博行為が横行しており、中国当局は有効管理が可能なカジノの解禁を検討しているもようだ。年内にも上海地区で公認のカジノが誕生するとの観測もある。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 6月27日8時32分更新