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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060623AT2M2300F23062006.html
米とインド、３年で貿易倍増合意・ＷＴＯ交渉の成功めざす
【ワシントン＝藤井一明】米通商代表部（ＵＳＴＲ）のシュワブ代表とインドのナート商工相は22日、ワシントンで会談し、両国間の貿易を今後3年で2倍に増やす目標に向け協力していくことで一致した。投資の拡大や知的財産権の保護などでも連携。難航している世界貿易機関（ＷＴＯ）の貿易自由化交渉の成功をめざす方針でも合意した。
シュワブ代表は閣僚級の対話を通じて「貿易、投資の環境改善を進めていく」と表明。ナート商工相は「両国の専門家レベルで集中的に協議する」と応じた。
合意によると、インドの知財保護の体制整備を目的に行動計画を作成。米国は特許関連の人材育成や民間企業の意識改革を支援する。インドで引き続き拡大が見込まれる電力、道路、空港、港湾などのインフラ整備に米国からの投資を活用することも盛り込んだ。
貿易の分野では農産物の検疫や輸入手続きの見直し、ワインなどの関税引き下げ、インドの航空機輸入に関しても協議を続けることを確認した。 (11:59)
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