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米国株:ダウ平均、一時1万1000ドル割れ−利上げ観測で売り優勢 (ブルームバーグ)
2006年6月7日(水)05時40分
6月6日(ブルームバーグ):米国株式相場は続落。ダウ工業株30種平均
は一時、3月以来で初めて1万1000ドルを割り込んだ。景気が減速しても、イ
ンフレ抑制のための利上げが続くと警戒された。ダウ平均は引け前に若干戻した
ものの、3月以来の安値で取引を終了した。
バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日の講演で、インフレ
指標の最近の上昇は「歓迎できない」と語ったのをきっかけに、利上げ観測が再
燃している。イーストマン・ケミカルなど素材株が軟調。景気減速で需要が減退
すると懸念された。金利動向に敏感な住宅建設株が下落。ワコビア・セキュリテ
ィーズが同業界の投資判断を引き下げたことも弱材料だった。
ブリンカー・キャピタル(ペンシルベニア州バーウィン)で63億ドルの資
産運用に携わるジェームズ・ハリントン最高投資責任者(CIO)は、「インフ
レ高進に伴い、成長は鈍る見込みだ」と語った。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値によると、ダウ平均は前日比46.58
ドル(0.4%)安の11002.14ドルと、3月9日以来の安値。S&P500種株価指
数は同1.44ポイント(0.1%)値下がりして1263.85。ナスダック総合指数は同
6.84ポイント(0.3%)下げて2162.78。
S&P500種は先月に5年ぶり高値を付けて以降、4.7%値下がりした。バ
ーナンキ議長の前日の講演を受けて、6日のアジアや欧州の株式も追随して下げ
た。
原題:U.S. Stocks Drop for Second Day on Outlook for Rates, Economy 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=07bloomberg31aTcnOR5Br51Y
(抜粋) {NXTW NSN J0GGMZ1A74E9
ニューヨーク 高井夕起子 Yukiko Takai
ytakai@bloomberg.net Editor:Yamahiro
記事に関する記者への問い合わせ先:
Hilary Johnson in New York at hjohnson10@bloomberg.net.