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村上氏の弁解会見を聞いた、彼の弁解にごまかされてはならない。
やっていることは、ヒルズ村の村民同士の談合疑惑、言葉は悪いが八百長レースを仕組んでいたということにほかならない。
そもそも同じM&Aをやっている連中が、同じ屋根の下にいること自体が、不自然やないか。昔から、李下に冠を正さずと言うではないか。
メールや、電話などの記録(証拠)を一切残さずに八百長レースを仕組むには、おなじ屋根の下で、お互い日常的な会話ができる距離にいるのが理想的だ。
仕手筋の場合は株価が上がるか上がらぬかの不安(リスク)を負いがら買い上げる、売り抜け時も損するかもしれないリスクを負っていた。そこには曲がりながらも市場原理が働いていた、仕手筋のほうが少しはまともだった。
村上氏らがやっていたことは、いくらきれいごとを言おうとも、いかにリスクを負わずに最大の利益を上げるかが、最大の関心事である。そのためには、いかに洗練した八百長レースを構築するかが焦点となる。
金の力で買占めていけば、間違いなく株価は上がる。上がった時点で経営陣に向かって立派なご託宣(株主のためなどと偽装した正論)を述べる、はっきり言えば、そこでごねてごねてごねまくる。
ホリエモンが唱えていた「インターネットと放送の融合」も偽装した正論に過ぎなかった。こういう輩をグリーンメーラーと言う、ブラックメーラかどうかみわけずらい(村上氏の背後にはホニャララ団がいるという話も聞くが)。
企業側もまったく弱味をもたない企業などないから、その弱味を突かれてしまう。ニッポン放送の場合、1500億円の剰余金をかかえた超優良企業、その1500億に目をつけたのだから、始末が悪い。
彼らが、本心でその企業を助けたい、優良企業にしたいと言うなら、弱っている企業に手をさしのべるなり、アイデアを提供すればいい。
順調に稼動している企業に毒牙にかけるべきではない。今の株式市場には、こういう輩が跳梁跋扈している、規制緩和するばかりが能ではない、法の整備を行う必要がある。