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□トヨタ １０工場海外に新設 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=25gendainet02026393&cat=30
トヨタ １０工場海外に新設 (ゲンダイネット)
年間１０００万台体制のシナリオが見えてきた。
トヨタ自動車は２０１０年までに新たな自動車組立工場を１０カ所、世界各地で稼働する――こんな計画が浮上している。これが実現すれば現在の３１から４１工場となり、０５年で７３６万台だった世界生産台数は約３００万台増えて大台にのる。と同時に、経営不振に陥っている米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）を抜き世界トップの座に座る可能性が大きい。
新設工場は北米はじめ、中国やインド、欧州、ロシアなど。０６年には広州第１とテキサス第１、０７年天津第３、タイ第３、ロシア、０８年カナダ第２、０９年広州第２、テキサス第２、１０年までにフランス第２、インド第２の各工場を予定している。
こうした増産態勢に踏み切る背景には、販売台数の大幅な増加が世界規模で見込まれることがある。さらに、ここへ来て懸念される円高、また貿易摩擦を未然に防ぐための現地雇用対策という意味合いもある。
今年着工２０周年を迎えた米ケンタッキー工場。２０日、張富士夫副会長が会見してハイブリッド車「プリウス」の米国での生産に意欲を示した。プリウスは現在、日本から輸出しているが現地の在庫が不足気味。ハイブリッド車でトヨタを追うホンダへの対抗措置ともみられている。
【2006年5月22日掲載記事】
[ 2006年5月25日10時0分 ]
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