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□GM会長円高圧力発言のホンネ [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=25gendainet02026392&cat=30
GM会長円高圧力発言のホンネ (ゲンダイネット)
「苦しくなると、こういう発言が出てくるんです」
先週末に飛び出した米GMのリチャード・ワゴナー会長の発言に、日本の自動車業界の受け止め方は冷ややかだ。その内容は「円は極めて過小評価されている。市場ベースでは1ドル=90円が適当だ」と大幅な円高・ドル安を求め、現在の円相場により「米国市場での競争で不利益を被っている」というもの。為替レートが経営不振の元凶であるかのような言いようである。
「売れるクルマをつくれない責任逃れとみられても仕方がないですね。6月6日の株主総会を意識した発言でしょう。円高に振れても、トヨタは過去に1ドル=80円台を経験しているので十分対応できますし、値上げしても現状では売れますよ」(自動車業界アナリスト)
円の適正価値うんぬんはともかくとして、米国のシンボル企業のトップ発言だけに、マーケットへの影響が心配だ。
「赤字圧縮のためにドル安進行の処方箋を使えば、米国自身が心臓発作を起こしてしまう。ドル資産が買われず、カネが入ってこなくなるからです。インフレ懸念などで先々週の米市場がトリプル安(ドル安、債券安、株安)に陥ると、アダムズ米財務次官は慌ててドル安を容認しないと発表した。政府介入はあり得ないし、ドル安は米経済を混乱させるだけなんです」(大手証券エコノミスト)
GMの迷走にブレーキなし、か。
【2006年5月22日掲載記事】
[ 2006年5月25日10時0分 ]