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東京株式市場・大引け=急反発、日経平均は前日比300円超の上昇で高値引け (ロイター)
2006年5月24日(水)16時05分
日経平均<.N225> 日経平均先物6月限<0#JNI:>
終値 15907.2 +308.00 終値 15920 +360
寄り付き 15676.64 寄り付き 15660
高値/安値 15508.51─15907.2 高値/安値 15510─15950
出来高(万株) 203580 出来高(単位) 145233
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[東京 24日 ロイター] 東京株式市場は、急反発。日経平均は、前日比308円00銭高の1万5907円20銭とこの日の高値で引けた。欧州・アジア株式市場が反発したことや、為替相場が円安に振れたことなどが支援材料となった。一時は節目とみられる1万5500円目前まで下げたものの、下値が固いことから、先物市場で損切りの買い戻しが入ったほか、値ごろ感から実需の買いも入り、引けにかけて急速に上げ幅を拡大した。
東証1部の騰落数は、値上がり1047銘柄に対し、値下がり554銘柄、変わらず93銘柄だった。
金山証券商品本部長の川崎達行氏は、「1万5500円を目前に切り返したが、水準的にはいいところまで下げたとの見方が市場に広がったのではないか。売り込んだものの、叩き切れなかったことで、後半はストップロスの買い戻しなど、踏み上げ相場の様相」と指摘。「欧州・アジア株式市場が反発したこともある。為替は111円台後半から112円台となっている。朝方は、先物売りで始まったが、1万5500円台では実需の買いも入り、引けにかけ買い戻しとなった」と述べた。
東洋証券ディーリング部の児玉克彦氏も、「安く始まったインド株が切り返したほか、為替相場が円安に振れたことなどが好感された。日経平均1万5500円割れ寸前まで下落し、値ごろ的に底入れ感も台頭した」と語った。
市場では、予想PER(株価収益率)の低下について、「日経平均の予想ベースPERは、今期の業績予想を織り込む形で20倍を割り込んでいる。業績拡大の続くここ数年はずっとそうだが、5月に増益予想が明らかになるたびにPERが低下、その後1年かけてPERを拡大させる形で株価が上昇している。今年も、このPER拡大による株価上昇の入り口に立った。参加者はまだ株価の下げ止まりに半信半疑だが、下値は固まってきたとみている」(三菱UFJ証券投資情報部部長代理の山岸永幸氏)との声も出ていた。
個別銘柄では、トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>、スズキ<7269.T>など大手自動
車株、キーエンス<6861.T>、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、TDK<6762.T>、キヤノン<7751.T>などの値がさハイテク株といった輸出関連株が上伸した。
また原油・商品市況高を受けて、新日鉱ホールディングス<5016.T>、国際石油開発帝石ホールディングス<1605.T>、石油資源開発<1662.T>など石油・鉱業株や、JFEホールディングス<5411.T>、東京製鉄<5423.T>など鉄鋼株も上昇した。
一方で、ヤフー<4689.T>、NTT<9432.T>、武富士<8564.T>などが下落。武田薬品工業
<4502.T>、アステラス製薬<4503.T>、エーザイ<4523.T>など薬品株も軟調だった。
出来高は、新日本製鉄<5401.T>、住友金属工業<5405.T>、三菱自動車工業<7211.T>などが上位となった。
売買代金は、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などが膨らんだ。
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=24reutersJAPAN214548