★阿修羅♪ > 国家破産46 > 401.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□三洋電機 なぜか元気な2トップの近況 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=22gendainet02026373&cat=30
三洋電機 なぜか元気な2トップの近況 (ゲンダイネット)
「若社長が変わってきた」
三洋電機関係者の間でこんな声があがるようになった。再建の旗振り役、創業家御曹司の井植敏雅社長のことだ。「言葉が非常にわかりやすくなり、話にメリハリが出てきて驚いています」(三洋関係者)
18日の決算発表会見でも“変化”が……。自分の言葉で話をし、質疑応答では役員が記者の質問を取り違えてしゃべり始めると、井植社長は役員を制し質問の趣旨を記者に聞き直す場面も。「社長」を自覚してのことか。
とはいえ、06年3月期決算は2年連続の大赤字だ。
人員削減など大リストラに伴い、最終損益は前期を300億円も上回る2056億円の赤字と散々な内容。
「この赤字額は主力銀行などの主導で策定した中期経営計画(3カ年)の目標数値をクリアしている。今後前期以上の大ナタを振るうことはなく、07年3月期は200億円規模の最終黒字を予想。自信が出てきたのでは」(証券幹部)
もうひとりの経営トップ、野中ともよ会長。彼女には一時、退陣説まで流れてショゲているかと思いきや、「やる気満々」ともっぱらだ。4月には一部経済誌の表紙に登場し、久々に世間に露出したが自ら売り込んだとか。
野中氏の近況を電機に詳しい経済ジャーナリストがこう伝える。
「本人がほぼ1年前にブチ上げた新ビジョンの『シンク・ガイア』は幸運にも継続され、この7月、世界に通用するブランド構築などを行う拠点が東京で立ち上がります。野中氏はそのトップ。やりたいことができるせいか、最近は“三洋に惚れ直したわ”と周囲にフイてるそうです。当然、会長職を辞めるつもりはサラサラなし」
が、慄然とする状況が生まれそう。目付け役として三洋の社外監査役に就任する永田武全氏の存在だ。主力行の三井住友銀行の副頭取だった永田氏は、“再建のプロ”として昨秋三洋電機に送り込まれた前田孝一副社長の直属の元上司。「あのカネボウを再生機構送りにした伝説の男」(前出の経済ジャーナリスト)。手ごわい相手が現れた。
【2006年5月19日掲載記事】
[ 2006年5月22日10時0分 ]