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(回答先: エヴォ・ボリビア大統領―― 外国系企業は少なくとも180日以内に契約書を書き換えよ。 【サンパウロ新聞】 投稿者 hou 日時 2006 年 5 月 20 日 12:12:33)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060518-00000013-fsi-bus_all
エネルギー資源、エクアドルも国有化 米企業の設備接収
【ワシントン=山本秀也】南米で広がる資源国有化の波が中南米で五番目の産油国、エクアドルに波及した。エクアドル政府は十六日、米石油大手オキシデンタル・ペトロリアムとの石油生産に関する契約を破棄し、接収作業に乗り出した。米政府はこれまで進めてきた同国との自由貿易協定(FTA)の交渉を停止する措置を表明したが、米専門家らは原油価格の高騰を背景に資源を戦略利用する発展途上国の動きに警鐘を鳴らしている。
ロイター通信などによると、十六日の接収はオキシデンタルがエクアドル国内に保有する石油採掘施設などで始まった。同国のロドリゲス・エネルギー鉱山相が十五日に表明した契約破棄を受けた措置で、同社が採掘権を持つ石油鉱区の返還▽生産設備など資産の引き渡し−が、接収の柱となっていた。
米企業への強制的な資産接収が始まったことで、米通商代表部(USTR)は「FTA締結は相互に法律を尊重することが基礎だ。(エクアドルとの)FTA交渉の日程はもはや設定されていない」と述べ、事実上の報復としてFTA交渉の停止を明らかにした。
オキシデンタルの操業をめぐっては、住民が米国との契約打ち切りを求め、パラシオ大統領が全面的に見直す方針を表明していた。
南米では、すでにベネズエラ、ボリビアが石油・天然ガスの国有化を進めている。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 5月18日8時33分更新