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上場企業の配当利回りが高水準で推移している。十九日の東京証券取引所第一部上場企業の今期の予想配当利回りは一・一〇%となり、二〇〇五年十月二十六日以来約七カ月ぶりの高水準に二日連続で並んだ。日経平均株価は二日続けて取引時間中に一万六〇〇〇円台を下回ったが、投資妙味が増したことで株価の下支え要因となっているようだ。
東証一部の予想配当利回りは上場企業の今期の年間配当金を十九日時点の株価で割った比率。株価が下落したり、企業が年間配当を増やしたりすると上昇する。十九日の日経平均株価は二〇〇五年十月二十六日(一万三三九五円二銭)と比べて二割上昇しており、企業の積極的な増配が利回りの主な押し上げ要因となったようだ。
配当利回りを意識した買いも入りだしている。十九日の東証一部上場企業の高配当利回りで上位を占めた丸三証券やいちよし証券、東海東京証券などの証券株が東証一部の業種別株価指数の上昇率で四位となった。上位十社中、九社の株価も上昇した。
日経平均は四月七日に年初来高値(一万七五六三円三七銭)をつけたあと、外国人投資家の売りが優勢となり上値の重い展開となっている。目先は大きな値上がりが期待できそうにないため、「配当利回りを意識した展開になりそうだ」(野村証券の藤田貴一ストラテジスト)との指摘もあった。
東証1部高配当利回りランキング
順位 銘柄名 配当利回り
1 丸三 6.42
2 いちよし 3.48
3 東海東京 3.40
4 奥村組 3.28
5 武富士 3.18
6 ダントー 3.13
7 東燃ゼネ 3.00
8 日興コーデ 2.99
9 日本MDM 2.76
10 三城 2.73
11 ユシロ 2.69
12 北野建 2.66
東陽テク
14 菱洋エレク 2.62
第一汽
16 日本オラクル 2.60
ムトウ
18 昭和シェル 2.59
19 因幡電産 2.56
20 さが美 2.51
川崎汽
(注)単位は%、19日現在