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□中央青山・奥山理事が早大でエラソーに教えている [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=18gendainet02026292&cat=30
中央青山・奥山理事が早大でエラソーに教えている (ゲンダイネット)
カネボウの粉飾決算で、金融庁から業務停止処分を食らった中央青山監査法人の奥山章雄理事長――。「どんな顔で教壇に立っているのかね?」とささやかれている。
というのも、奥山理事長は今年4月から早稲田大学の教授に就任、大学院会計研究科で講義を持っているのだ。そのタイトルが笑っちゃう。「会計職業倫理とアカウンティング・マインド」。奥山氏自身がホームページでこう書いている。
「透明性ある財務情報の提供は現代の経済社会の中で企業に限らず、あらゆる組織において求められている最も重要な事項の一つです。厳正な監査の実施とは具体的に何を意味するのか。経済社会に貢献する監査はどのようにあるべきなのか、実例を挙げながら述べたいと思います」
中央青山の粉飾監査は“反面教師”の実例になるのだろうか。
奥山氏といえば、ふざけた話は他にもある。謝罪会見では神妙だったが、こんな男が竹中大臣とツルんで、長らく金融庁顧問を務め、「金融問題タスクフォース」のメンバーとして銀行の生殺与奪の権を握ってきた。りそな銀への公的資金注入は、奥山氏らが作った繰り延べ税金資産に関する指針が決定打になった。
奥山氏は郵政民営化に関する有識者会議のメンバーでもある。現在も内閣府参与、産業再生機構産業再生委員会委員である。粉飾監査法人の“親玉”が、小泉・竹中コンビの下で、エラソーに経済政策を論じてきたのだ。
「竹中大臣は奥山氏と二人三脚で、強引な金融行政を進めてきました。銀行は繰り延べ税金資産のサジ加減で、債務超過にもなれば、過小資本にもなる。りそなは公的資金で救われたが、足利銀は潰された。震え上がった大手行はやみくもに不良債権処理を断行、この間に多くの企業が潰されました。奥山氏は人柄がよく、頼まれると断れない。『竹中氏にうまく利用された』という同情論もあるが、潰された企業はたまったもんじゃない。奥山氏の辞任劇をやりきれない思いで見ている人は多いと思いますよ」(銀行幹部)
奥山氏を重用してきた竹中だって、一緒に責任を取るべきだ。
【2006年5月15日掲載記事】
[ 2006年5月18日10時0分 ]