★阿修羅♪ > 国家破産46 > 311.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□USENの痛々しい窮状 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1962008/detail?rd
USENの痛々しい窮状
USENの株価が連日ボロボロだ。昨日(11日)の終値は前日比191円安の1790円と下落率9.64%。3営業日続落である。取引時間中の安値は1747円。4月24日の年初来安値(1935円)を軽く更新し、それどころか、上場来安値(04年9月に株式10分割した直後の1795円)までも更新してしまった。
もちろん、最近の新興市場株は軒並みさえない。第1四半期の好業績を発表した楽天でさえも、昨日は年初来安値を更新し、8万円台割れ目前の寂しい状況だ。
「新興市場株に流れていた資金は、ライブドアショック以降、大型株を目指すようになった」(投資情報担当者)
ただ、USENがここまで低迷しているのには、他にもワケがありそう。今月8日、大和総研が投資判断を「1」から「3」に一気に2段階引き下げ、目標株価も3600円から2060円に引き下げていた。大和総研はこれまで結構USENを高く評価していた。だが、リポートによると、「事業計画と実態の乖離(かいり)が繰り返し発生していること」に加え、「USENのIRが余りにも『言行不一致』」と、むしろ会社の姿勢を批判している。
「昨年末、大和総研に対しUSENのIRは『ギャオの赤字額は第1四半期に集中させたので、第2四半期からはコスト削減もあり大幅に改善する』とコメントしていたのに、それからわずか2カ月後の第2四半期は赤字が拡大した。新事業のギャオは見通しが立てにくいのは理解できるが、余りにイイ加減すぎる、ということでしょう」(前出の投資情報担当者)
つまり、USENのIR情報が信頼できないと言われているようなものだ。
ライブドア買収についても、「資産査定が遅れている」「USENとライブドアの株式交換を両社の株主に了解を得るのに時間がかかる」といったマイナス報道が出てきた。ライブドア株主には外資ファンドもいる。ただでさえ了解を取るのが難しい相手なのに、USENの株価が低いままじゃ話にならないだろう。
「このままでは、ライブドア救済話が白紙になることだってありえない話じゃない」(金融関係者)
宇野社長、正念場である。
【2006年5月12日掲載】
2006年05月15日10時00分