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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=ajyrgFWi9FAc&refer=jp_europe
欧州株(12日):下落、04年8月以来最大の下げ−HSBC安い
5月12日(ブルームバーグ):欧州株式相場は下落し、2004年8月以来最大の下げを示した。インフレ加速が利上げにつながるとの懸念が、欧州株売却の背景となった。HSBCと保険大手ストアブランドが安い。
アバディーン・アセット・マネジメント(グラスゴー)の世界株式運用責任者として20億ドル規模の運用に携わるスティーブン・ドハティ氏は、「インフレは常に株式に対するリスクだ」と述べた。
ダウ欧州株価指数は前日比2.1%安の333.68。同指数はこの1週間で 2.5%下落した。ユーロ圏の50銘柄で構成するダウ・ユーロ50種株価指数は 2.2%下落した。ダウ欧州50種株価指数は2.1%下げた。
保険大手アリアンツも下げた。欧州株価指数を構成する保険業サブ指数はこの日2%安と、昨年7月以来最大の下げとなった。クレディ・スイスは投資家に対し、ユーロ高と利上げを理由に、欧州株の組み入れ比率引き下げを勧めた。
ハノーバー再保険も安い。同社の第1四半期(1−3月)利益は前年同期比7.6%増の1億570万ユーロと、アナリスト予想の1億1400万ユーロを下回った。
WestLBエクイティマーケッツのアナリスト、カーシュテン・ツィールケ氏は、「利上げ懸念が欧州全体の保険株を押し下げている」との見方を示した。
ドル安でフィリップスに売り
また、ドルが対ユーロで約1年ぶりの低水準にとどまったことから、家電大手のロイヤル・フィリップス・エレクトロニクスと自動車大手ダイムラークライスラーは下落した。
タイヤメーカーの仏ミシュランも安い。同社は、2006年通期の利益目標について、商品価格の上昇から達成が難しくなるとの見通しを示した。
また、金属価格がピークに達しつつあるとの観測から、鉱業のアングロアメリカンとロンミンはともに下げた。石油大手BPとケアン・エナジーは、原油相場の下落を背景に、売り込まれた。
フランスの特殊化学大手、ローディアは下落。クレディ・スイスはローディアの株価見通しを従来見通しから3.7%引き下げ2.6ユーロとした。
サッカーチームのユベントス・フットボール・クラブは大幅安。同社役員2人をめぐるスキャンダルを受け、役員全員が辞職したことが嫌気された。
英独仏の株式指標
英国のFT100指数は前日比129.9ポイント(2.2%)安の5912.1。FTオール・シェア指数は同67.92ポイント(2.2%)下げて3024.25。
ドイツのDAX指数は同138.44ポイント(2.3%)安の5916.28。HDAX指数は73.54ポイント(2.3%)下げて3079.57。
フランスのCAC40指数は同112.49ポイント(2.1%)安の5150.45 で終了した。