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(回答先: トヨタ売上高20兆円突破…純益1兆3721億円 [夕刊フジ] 投稿者 white 日時 2006 年 5 月 10 日 20:02:30)
□世界のトヨタを襲うバッシングの脅威 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1946341/detail
世界のトヨタを襲うバッシングの脅威
恐れていた事態が、まさかこんな形で起きるとは――。GWの真っただ中(4日)に飛び込んできた北米トヨタ社長を相手にした215億円セクハラ訴訟ニュースに、トヨタ経営陣は頭を抱え込んでいるのではないか。
「米国の4月の新車販売で、トヨタが月間最高記録を更新し、ダイムラーを抜いて3位になったというニュースと同じ日のことでした。GM、フォードの凋落で、トヨタが世界販売台数トップに躍り出るのは時間の問題とみられている。それだけに、摩擦が生じないよう慎重に北米戦略を展開していた。その矢先に、こともあろうに北米トヨタのトップがセクハラで訴えられるとは。今後の対策で経営陣は休日返上だったのではないか」(自動車ジャーナリスト)
ビッグ3の低迷、トヨタ躍進の構図が続くなか、米国内での反発をいかに抑えるか。これまでトヨタは新工場の建設、現地雇用促進、寄付金増額などさまざまな摩擦回避策を講じてきた。こうした努力が「今回のセクハラ訴訟でパーになりかねない」(前出のジャーナリスト)というから、痛手は深刻だ。
この先、米国内でのトヨタへの風当たりは確実に厳しくなる。バッシングの始まりだ。いったい、どんな事態が起きるのか。自動車業界の内情に詳しい経済ジャーナリストの大山功男氏はこう危惧する。
「96年の米国三菱自動車製造のセクハラ訴訟の際は、米国内でセンセーショナルに報じられ、不買運動にまで発展した。今回も嫌な雰囲気。連邦議会や州議会の女性議員などが問題視すれば、同じような展開もあり得る。メディアもさらなるスキャンダル探しに血まなこになるはず。レクサスが高級車部門で6年連続販売台数トップになるなど、せっかく築き上げてきたブランド力が一気に失墜の恐れが出てきました」
政治的な動きはまだある。今回の問題が起きる以前から「トヨタの部品現地調達率の内容をめぐり、連邦議会の中に問題視する動きがある」(大山氏=前出)という。こうした反トヨタの動きが加速、強化される可能性も出てきた。
訴えられた北米トヨタの大高英昭社長(65)をはじめ、トヨタ側がどんな対応をするのか。とことん突っぱねて墓穴を掘ったミツビシの二の舞いにならなければいいが。
【2006年5月8日掲載】
2006年05月11日10時00分