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□JAL、472億円大赤字…旅客離れ直撃 [夕刊フジ]
http://news.www.infoseek.co.jp/fuji/story.html?q=10fuji320060510020&cat=7
JAL、472億円大赤字…旅客離れ直撃 (夕刊フジ)
日本航空(JAL)は10日午後、06年3月期連結決算を発表した。運行トラブルの続発や内紛による旅客離れに加え、燃油費高騰の直撃を受け、最終損益が472億4300万円の赤字(前期は300億9600万円の黒字)に転落した。
売上高は2兆1993億8500万円(同3・3%増)、営業損益は268億3400万円の赤字(前期は561億4900万円の黒字)だった。今期は売上高が2兆3010億円(同4.6%増)、営業利益170億円、最終利益30億円を見込む。
主な減益要因は、燃油費が約880億円増に対し、運賃値上げや燃油サーチャージ(特別料金)の520億円増収ではカバーしきれなかったほか、旅客離れによる減収が国際線120億円、国内線200億円の計320億円だった。
来月に社長就任が内定している西松遙専務は、好決算だった全日空との違いに、「国際線での燃油費高騰の影響が大きい。それに、当社がトラブル関係で失った320億円が全日空のプラスとなった」と話した。
今期見通しについては、500億円の赤字となった国際線を「収支トントンにしたい」(西松専務)。ただ、燃油指標相場は同社想定の1バレル=75ドルを約10ドル上回っており、「要素は燃油費だけではない。円高はプラスに働く。とにかく頑張るしかない」と苦しい弁明に終始した。
有利子負債が1兆2364億円などで株主資本比率が6.9%(全日空は20.8%)と財務体質が劣化している点には、「早い時期のエクイティー・ファイナンス(株式市場からの資金調達)が大きな課題だが、『その前にやること(リストラ)があるじゃないか』と言われるのが現状。まだ自信を持てない」と発言。一部で報道された、1500億円規模の第三者割当増資には、「まったく考えていない。歯を食いしばっても自力でやりたい」と否定した
[ 2006年5月10日16時36分 ]