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BRICsのどこから崩壊するのか、それがテーマに上らないのはまずいと思う。
今日この頃です。
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=14&DO_N_ID=10419
利潤、配当送金が激増 3月の経常黒字を減らす・3か月で送金52%増
対ドルのレアル通貨高が3月も再び対外勘定に大きく影響し、企業による本社利潤並びに配当送金が増大、経常収支黒字は中銀の予測を下回る13億5千万ドルとなった。経常収支は貿易、サービス(国際旅行、運賃、保険など)並びに金利の支払い、利潤・配当送金を合計した対外勘定で、中銀では16億ドル程度の黒字を見込んでいたものであるが、利潤・配当送金が昨年3月を87・3%も上回る12億3千万ドルにも増大したためである。今年3か月間の同送金額は36億ドルと昨年同期を51・5%上回った。また、外国からの直接投資も当初予想を上回る16億2千万ドルになり、3か月間では39億5千万ドルとなった。
≪外国からの直接投資も39・5億ドルに≫
利潤・配当送金の増加は1月とは違うが昨年当初からの傾向で、心配材料にはならないという見解である。経常収支黒字が年間を通じて国内総生産GDPの1・6%辺りを維持し、来年半ば頃に約1%に落ちると見ていること、対する送金額は年末まで月間10億ドル水準で流入が続くとみているため。
ロペス経済局長によれば、利潤・配当送金は4月も大きく、20日までに10億1千万ドルを記録しており、レアル高のほか、企業の利益率増大が送金を刺激している。
3月の経常収支黒字は減少はしたが、3か月間合計は17億9千万ドルでGDPの0・82%となって中銀の予定通り進んでおり、過去12か月間での同黒字額133億2千万ドルはGDP比1・61%となっており、中銀が年間85億ドルと計算していることからすれば、心配材料にはならないというわけ。 加えて貿易収支黒字が昨年第1四半期の83億0500万ドルから今年は93億4100万ドルに増大していることも安心する原因となっている。4月は対外利払いが大きく集中する月のため、経常黒字は5億ドルに減少し、外国からの直接投資が10億ドルとみている。20日までで同投資は7億ドルになっているという。
20日同発表を行ったロペス局長が注意を喚起したのは外国からの直接投資が不動産部門で拡大をみていること。第1四半期に2億4千万ドルとなったがこの金額は昨年1年間の2億9千万ドルに約匹敵する。ちなみに昨年第1四半期は3千万ドルに過ぎなかったという。