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ガソリン値上げ広がる
連休の帰省、行楽を直撃
湾岸危機以来の高値水準
原油価格の高騰で、新日本石油など石油元売り大手各社が1日、ガソリンの卸価格を一斉に引き上げた。これを受けガソリンスタンドでは値上げの動きが広がり、大型連休で帰省や行楽に向かうドライバーらの財布を直撃している。
石油情報センターによると、レギュラーガソリンの全国平均小売価格(4月24日現在)は、7週連続で1リットル当たり131円と、湾岸危機後の1991年3月以来、14年半ぶりの高値をつけた昨年秋と並ぶ水準で高止まりしていた。しかし、今後は130円台半ばまで上昇するのはほぼ確実な情勢で、さらに家計を圧迫しそうだ。
ガソリンスタンドは競争が激しく、大半の店で昨年からの原油高に伴う卸価格の上昇分を、小売価格にそのまま転嫁できない状態が続いてきた。
しかし、4月に入って原油価格が連日のように過去最高を更新。石油元売り会社が5月1日から、卸価格を1リットル当たり4・3―2円値上げしたため「これ以上、小売り段階で吸収するのは無理」(スタンド関係者)になった。
千葉県内のあるスタンドは、連休前にレギュラーガソリン価格を採算割れだった122円から、これまでの未転嫁分も含め132円まで一気に10円引き上げた。経営者は「ゴールデンウイークは稼ぎ時で、去年までは値下げしていたが、今年は値上げしないと経営していけない」と訴えている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20060501/top_____detail__000.shtml