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(回答先: J・ガルブレイス氏が死去 代表的な米経済学者 [共同通信] 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 30 日 20:27:14)
□米経済学者・ガルブレイス氏、死去 「不確実性の時代」「大恐慌」など著作 [フジサンケイ ビジネスアイ]
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200605010013a.nwc
米経済学者・ガルブレイス氏、死去 「不確実性の時代」「大恐慌」など著作
2006/5/1 TrackBack( 0 )
【ニューヨーク=長戸雅子】米国を代表する経済学者で「不確実性の時代」などの著作で知られる米ハーバード大名誉教授、ジョン・K・ガルブレイス氏が四月二十九日夜、マサチューセッツ州ケンブリッジの病院で死去した。九十七歳だった。
カナダ・オンタリオ州生まれ。カリフォルニア大などで学んだ後、一九三七年に米国市民権を得た。経済活動を社会的な行動様式などからとらえる制度学派の流れをくみ「大恐慌」など多くのベストセラーを世に送り出した。
主要著書の一つ、「ゆたかな社会」では消費者の欲望が企業の宣伝・販売活動に依存し、操られるという「依存効果」理論を提起した。
政治、外交分野でも影響力を発揮し、三〇年代のニューディール体制下のルーズベルト大統領をはじめ、トルーマン、ケネディ、ジョンソンの各政権に仕え、第二次世界大戦中は物価統制局でインフレ抑制に手腕を発揮した。ケネディ政権下の六一年にはインド大使を務めた。
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□元経済企画庁長官・宮崎勇氏
■「企業の社会的責任」提起の先駆者
ガルブレイス氏との出会いは、一九五〇年代に僕がマサチューセッツ工科大(MIT)に留学しているときに、講演会で会ったのが最初。政治・社会問題に非常に関心の高いまじめな経済学者というのが印象だ。
特に、公害問題に関心が高く、所得倍増、高度経済成長が叫ばれているときに、公害という負の点にも注目すべきことを日本は彼から教えられたのではないか。
企業の社会的責任や、豊かさとは何か、という問題提起の先駆者でもあり、僕もこの二点は特に影響を受けた。(談)