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□ITネット企業群の寒々しい実態 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1904910/detail
ITネット企業群の寒々しい実態
「明日は反発してくれ〜」――ホリエモンが保釈された昨日(27日)の夜、ヤフーのUSENの掲示板にはこんな祈るような書き込みがあった。
世間を驚愕させた強制捜査から3カ月。ホリエモン保釈で事件はひと区切りかもしれないが、一方で、ライブドアショックに見舞われた新興市場は、ネット関連株中心に相変わらずさえない。というより、その実態は寒々しいほど。例えば東証マザーズ指数とヘラクレス指数。強制捜査のあった1月16日と比べ30〜40%低い状況をウロウロしている。
「新興市場の旗頭であるUSENやインデックス、楽天が伸び悩んでいることで、全体が低迷してしまっている。大きな期待を抱いていた投資家が、最近はビジネスモデルに疑問を持ってしまった」(証券会社の投資情報担当者)
確かに、投資家の期待を裏切る業績下方修正が続いた。インデックスは06年2月中間期の連結経常利益が前年同期比29%減と発表、株価は年初来安値を更新した。その後反発したものの再び最安値水準だ。
06年2月中間期の連結営業利益が前年同期比91%もの減となったUSENは、目玉事業の無料動画配信サービス「GyaO(ギャオ)」が業績の足を引っ張り、株価は一時2000円割れ。失望感が広がった。
06年第1四半期の業績をこれから発表する楽天は、不透明感からか株価9万円割れと、ライブドアショック直後の水準に戻ってしまった。ヤフーですらも、事件前の水準には戻っていない。
「ライブドア株の上場廃止で株を売れなくなった個人株主が22万人。それだけでも新興市場に流れる資金が減った。信用買いの個人も嫌気がさして手じまい売りを出している。2000年のITバブル崩壊のように歴史は繰り返す。もう一度夢をみるには、まだ少し時間がかかるでしょう」(前出の投資情報担当者)
USENは順調にライブドアを子会社化できるのかどうかも今後のカギ。ホリエモンが保有するライブドア株や外資ファンドの不気味な大量保有もネックだ。
ともかく、離れてしまった投資家を呼び戻すには、USENやインデックスの業績が華々しく回復するしかない。それとも手っ取り早く、M&Aなどアドバルーンをブチ上げ、再びネット株ブームを起こすしかないか。
【2006年4月28日掲載】
2006年05月01日10時00分
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投稿者 white 日時 2006 年 4 月 25 日 17:54:44: QYBiAyr6jr5Ac