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□“ヒルズ”バブル崩壊危機…相次ぐ下方修正 [夕刊フジ]
http://news.www.infoseek.co.jp/fuji/story.html?q=25fuji320060425012&cat=7
“ヒルズ”バブル崩壊危機…相次ぐ下方修正 (夕刊フジ)
24日に今年最大の下げ幅を記録した東京株式市場。暴落の背景に潜むのが、新興のインターネット企業株への不安だ。平成12年のIT(情報技術)バブルも4月をピークに崩壊したが、今回の“ヒルズ族バブル”もはじけてしまうのか?
1ドル=114円台に突入した急速な円高、史上最高値を更新する原油高、民主党の衆院補選勝利を受けた政局の不安定化など、さまざまなマイナス要因が重なって、24日の平均株価は1万7000円を割り込んだ。
輸出企業とともに平均株価の足を引っ張ったのがネット企業だ。ソフトバンクが年初来安値を更新、ヤフーも好決算を発表しながら、株式分割後の安値を付けた。
新興市場でも、今月14日付でライブドア株が東証マザーズを上場廃止となったが、入れ替わるように他のネット企業が売り浴びせられている。
ライブドアの宿敵、楽天株(ジャスダック)は24日、約3カ月ぶりに終値で9万円割れ。ライブドアを傘下に収めるUSEN(ヘラクレス)は、先週末に業績を下方修正。情報が正式に開示される前に株価が急落していたことも市場の不信感に拍車をかけ、24日も下げ止まらず、年初来安値を更新した。
ジャスダックの携帯向けコンテンツ提供のインデックスも業績を下方修正。24日は4営業日ぶりに小反発したものの、月初と比べて大きく値を下げている。このほかマザーズのサイバーエージェントなど、主要な新興ネット企業が軒並み下落基調となっている。
「ライブドア事件後にネット企業の業績下方修正が相次ぎ、ネット企業のバラ色のシナリオが実現するのか疑問視されている」と兜町関係者。
「新興ネット企業に絡む根拠不明の噂が市場に出回っていることも買い控えの要因」(市場筋)との声も聞かれる。
一方、ここ数年ゴールデンウイーク前後は市場に波乱が起きている。平成15年4月、ソニーが業績悪化を発表した“ソニーショック”で、同28日に平均株価は7607円とバブル崩壊後最安値を記録。16年は連休前に1万2000円に乗せていたが、連休明けの5月に1万0500円台まで急落した。昨年も4月中旬以降下落し、連休明けの5月17日に1万0825円と年間の安値を付けるなど、連休前と連休後が鬼門となっている。
「連休前は国内ハイテク企業の決算発表と重なるうえ、連休中の海外市場を警戒して手じまい売りする投資家も多い。一方、連休期間中は薄商いの中で上昇することが多いので、連休明けは利益確定売りが出やすい」(外資系証券)という。
果たして今年のゴールデンウイークはどうなるのだろうか。
[ 2006年4月25日12時27分 ]