★阿修羅♪ > 国家破産45 > 976.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□[世界経済見通し]日本の06年成長率2.8%に上方修正|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1867579/detail?rd
[世界経済見通し]日本の06年成長率2.8%に上方修正
【ワシントン木村旬】国際通貨基金(IMF)は19日、最新の世界経済見通しを発表した。06年の日本の国内総生産(GDP)の実質成長率を2.8%と予測し、昨年9月の前回見通し(2.0%)から上方修正した。世界全体の見通しも4.9%と前回(4.3%)から上方修正した。
ただ、今後のリスクとして、原油価格の高騰や長期金利の上昇などを挙げ、原油価格は「06年半ばまでに1バレル=80ドルを超す可能性がある」と強い懸念を示した。
日本経済については「06年も雇用の増大や好調な企業収益など着実な内需にけん引され、景気が上ぶれる可能性が高い」と予測した。「消費者物価上昇率も06年は若干のプラスに転じる」との見方を示したが、「マイナスの可能性もあり、デフレから完全に脱却したと結論づけるのは時期尚早」と指摘。量的緩和を解除した日銀に対し「金融政策は当面極めて緩和的な運営が期待される」と慎重な対応を求めた。
また、高齢化社会に対応するための財政再建を促し、「国際水準より低い消費税率の引き上げ」などを求めた。
一方、世界経済については「原油高にもかかわらず、インフレ圧力が弱いため、長期金利が低く、良好な環境にある」と指摘。中国など新興国が全体の成長をけん引する構図が続くとの見方を示した。米国経済は06年の成長率が3.4%とほぼ前年並みを維持するが、「住宅市場の冷え込みや原油高で年後半に鈍化する」と予測した。
また、「世界的な長期金利の上昇が見込まれ、(低金利に支えられてきた)住宅市場が減速し、消費鈍化を招きかねない」と警告した。
2006年04月19日22時33分