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□レクサスLS460、世界の高級車市場を変えるか|朝鮮日報
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1866363/detail?rd
レクサスLS460、世界の高級車市場を変えるか
トヨタが今年の年末に発売を予定しているレクサスLS460をめぐり、ベンツ、BMW、アウディなどの世界高級自動車メーカーが緊張している。
トヨタが今年1月に米国のデトロイトで開かれた北米国際モーターショーでレクサスLS460を発表してから、自動車業界ではこの車が世界最高級自動車市場の勢力図を変え得るとの見方が出ている。
新しいLS460では、まず排気量が従来のLS430より300cc増えた。トヨタ・コリアのチョン・ソンサン取締役は、「従来のLS430は、排気量が4500cc以下で、ベンツ、BMWなどに比べて1ランク下の車と評価された」とし、「こうしたイメージを克服するため、排気量を増やした」と明らかにした。
また、車体の全長を伸ばし、リムジンのような高級感を打ち出したのも特徴だ。国内市場に参入した各海外自動車メーカーも、今年末に発売される予定のレクサスLS460に神経をとがらせている。以前のモデルLS430が、昨年の国内輸入車市場で1,005台の売れ行きを示し、最高級車市場のトップを記録した中で、排気量を増したLS460が発売されれば、競争は激化するものとみられる。
LS460は、ベンツのニューSクラス、BMWの7シリーズ、アウディのA8、フォルクスワーゲンのフェートンなどが競争モデルだ。現代（ヒョンデ）自動車のエクース4.5リムジンにも影響を及ぼすものとみられる。LS460の価格は2億ウォン以下で、ドイツ産の高級車よりも安価で販売される見通しだ。
ある輸入車業者の役員は、「レクサスは故障が少なく、乗り心地がよいというイメージに加え、価格も競争車種より抑えられており、注目している」と述べた。
これに対してドイツ車メーカーは、「運転する際のフィーリングの違い」を強調し、レクサスLS460に立ち向かう戦略を立てている。BMWの関係者は「日本車を好む顧客は、乗り心地を優先視する傾向があるが、ドイツ車を好む顧客は、運転の感覚と性能を重視する」とし、「車の持ち味が異なるだけに、顧客層の急激な変動はないだろう」と語った。
現代自動車は、レクサスLS460の販売開始に備えて、来年初めの販売開始をメドに後輪駆動セダンの「BH」を開発している。韓国輸入自動車協会のユン・デソン専務は、「競争がし烈化すれば、モデルの選択の幅も広がり、サービスの水準も向上するので、消費者にとってはプラスになるだろう」と述べた。
朝鮮日報
2006年04月19日14時46分
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