★阿修羅♪ > 国家破産45 > 963.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200604180028a.nwc
池田銀が「IPO」本腰 企業育て上場益や配当
FujiSankei Business i. 2006/4/18 TrackBack( 0 )
大阪北部を地盤とする地方銀行の池田銀行(大阪府池田市)は、中小企業やベンチャー企業の新規株式公開(IPO)支援に本腰を入れる。取引先企業を育成すると同時に、こうした企業の上場益や配当、IPO手数料による収益拡大が狙い。この一環として大阪市内に建設する新拠点「大阪梅田池銀ビル(仮称)」に本店内から営業系の本部門や主要子会社を集約し、IPO支援拠点として展開する。
新ビルは大阪・キタの一角、茶屋町(大阪市北区)に約三十五億円を投じて建設しており、オープンは二〇〇七年二月の予定。JR大阪駅、大阪市営地下鉄梅田駅などからも近く、取引先への訪問などで機動力を発揮できる。
このため完成後は本店から「CS本部」や「融資本部」「市場営業本部」の営業系本部と子会社の「池銀キャピタル」などが入居する。梅田周辺には証券会社も多いこともあり、服部盛隆頭取は「池田銀行の本部や子会社だけでなく、証券会社との連携でIPOのアプローチができるようになる」と強調する。
池田銀行は地域振興の一環として、〇三年四月に企業や起業家の発掘、育成を目的にした制度「ニュービジネス助成金」を創設。毎年二回、中小企業やベンチャー企業から目新しい技術や事業計画を公募し、産学官の専門家による目利きで助成先企業を選んでいる。助成企業は今月七日の六回目までを含めて京都、大阪、神戸にある中堅・中小企業五十五社を選んだ。
当面、同行ではこの助成先から見いだす方針で、すでに有力企業二社を対象にIPOの準備を進めているという。