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(回答先: イタリア・高級ブランド フェラガモ―― インド1号店にムンバイ 店舗面積は150平方メートル。 【日経ネット】 投稿者 hou 日時 2006 年 4 月 17 日 22:13:57)
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200604170014a.nwc
米メジャー(国際石油資本)のシェブロンは、印石油化学最大手リライアンス・インダストリーズとの提携を通じ、インド事業を拡大する。リライアンス傘下の石油精製会社株の取得を発表したのに続き、リライアンスとともに、インド国内の油田・天然ガス田入札にも参加する意向を明らかにした。他のメジャーの進出も加速しており、インド市場をめぐる外資勢の争いが激化しそうだ。(黒川信雄)
シェブロンは十二日、リライアンスの石油精製部門が分離・独立して発足したリライアンス・ペトロリアムのIPO(新規株式公開)に先立ち、5%の株式を総額三億ドル(約三百五十一億円)で取得することで合意。さらに出資比率を最大29%まで引き上げる権利を得たと発表した。
リライアンス・ペトロリアムは、日量五十八万バレルの世界最大の製油所をインド西部に建設する費用にシェブロンの出資を充てる。
またロイター通信によれば、シェブロンはインド政府が進めているインド国内の油田・天然ガス田の売却計画にリライアンスと共同で入札するほか、インドでのガス販売、技術開発などで協力する方針だ。
シェブロンのワース上級副社長はロイターに対し「十億人の人口を持ち需要が急増するインド市場の開拓はまさにわれわれが求めていたものだ」と述べ、インド事業強化に強い意欲を示した。
他のメジャーでは今年一月、英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルが石油生産最大手のインド石油天然ガス公社(ONGC)と石油・ガスの生産から販売まで複数分野で包括的に協力を進めることで合意している。シェルは提携を通じインド市場を開拓。ONGC側はシェルの技術力を取り込む狙いだ。また仏トタルも、民間石油大手ヒンダスタン・ペトロリアムとの提携を模索していると伝えられている。
インドのエネルギー消費の半分は石炭が占めるが、石油需要も近年の経済成長を背景に拡大しており、〇四年は約一億二千万トンでドイツに次ぐ世界第六位。経済成長に伴い、消費量の伸びが加速度的に高まるとみられている。
欧米の石油大手は、中国に次ぐ有望市場としてインドへの関心を高めており、競争は一段と激化しそうだ。