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[2006年04月12日付]
石川県で稲作や農産加工を行っている農業生産法人・ぶった農産は11日、資金調達の新手法として初めて行った「農産物証券(ファンド)」の私募発行を終了した、と発表した。同社の顧客や知人から出資を募り、同社が栽培する2006年産米「コシヒカリ」の収穫量に応じて、出資者への配当を変動させるユニークな証券だ。
商法上の匿名組合契約方式という手法を使った独自ファンド。農業生産法人の資金調達は、国の制度資金活用や、金融機関からの融資、社債発行などがあるが、同社は「こうした資金調達は農業生産法人では全国初めてではないか」としている。
1口10万円の証券で490万円を調達。「コシヒカリ」の基準収量を10アール500キロに設定。元本は保証されないが、収量が5%増えれば、配当としてその半分の2.5%(1口当たり2500円)を還元。5%減収した場合は、2.5%元本が減る仕組み。来年9月までに清算する。
同社の米や漬物など農産加工品約50品を1割引きで購入する権利も得られる。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/flash/index.html?0