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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003013&sid=aWj2r6rMC9iY&refer=jp_us
アメリカ最大のリスクは不動産と自動車業界と民間の医療・年金資金
自動車関連CDS取引が活発、信用悪化背景に05年は4倍増-フィッチ
4月10日(ブルームバーグ):格付け会社フィッチ・レーティングスによると、米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーターなどの経営破たんから投資家を保護するクレジット・デフォルトスワップ(CDS)の取引が、信用の質の悪化を背景に2005年には4倍に拡大した。
フィッチがまとめたリポートによると、米自動車メーカーのCDS取引は最低でも6951件と、04年の1609件の4倍以上に膨れ上がった。
これによると、05年に成立した米国のCDS取引のうち、自動車メーカーのCDS取引は24%と、最大部分を占めた。04年は全取引の10%だった。GM債とフォード債の一部に関する保証料は、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が5月に信用格付けを投資不適格級に引き下げたことが響き、05年には3倍に跳ね上がった。
フィッチのアナリスト、ジェームズ・バッタマン氏は、前週のインタビューで、「GMやフォードの格下げ軌道や自動車部品メーカーが受けている圧迫を反映し、自動車メーカーは05年には04年以上にクレジット・デリバティブ市場の大きな部分を占めた」と述べた。
GMとフォードの信用格付けは「ジャンク」級とされており、自動車メーカーのデルファイやデーナは破産法の適用下で経営再建を模索している。
国際スワップ・デリバティブズ協会(ISDA)によると、CDSを主とするクレジット・デリバティブ市場は、ほぼゼロだった8年前に比べ、今では 17兆3000億ドル規模に拡大している。