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□三菱UFJ 資金洗浄報道でテンヤワンヤ|ゲンダイ
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1836822/detail
三菱UFJ 資金洗浄報道でテンヤワンヤ
青天の霹靂(へきれき)――。中国の一支店の不祥事が報道された三菱UFJフィナンシャル・グループ。連日の株高で沸く三菱UFJにとって、思わぬ冷や水を浴びせられた格好となった。
行員を驚かせたのは、中国紙「第一財経日報」(5日付)の記事。三菱東京UFJ銀行深セン支店が、中央銀行である中国人民銀行による資金洗浄(マネーロンダリング)検査で120万元(約1800万円)の罰金を科せられたと報じられたためだ。
マネーロンダリングとは不正な資金を公の市場などを通じてキレイな資金に変えてしまう行為。もちろん中国でも固く禁じられている。6日には安倍官房長官がこの問題で「報告は受けている」と異例のコメント。にわかに、日中問題の新たな火種かと騒ぎは大きくなった。当の三菱UFJは「海外当局が公表していない情報については事実関係を含め申し上げられない」(三菱UFJ広報担当)と口を閉ざす。
情報が新聞報道だけしかないこともあって、さまざまなウワサが出回った。提出書類上の不備との観測に始まり、「旧東京銀行や旧三和銀行は中国進出の草分け的存在だけに、本当に疑わしい取引があったのではないか」などと尾ひれがついた。
「今回の件は三菱UFJを狙い撃ちにしたものではない」
こう冷静に分析する見方もある。05年に反資金洗浄規則違反で処罰を受けた中国内外の金融機関は約600。罰金総額は5629万元(約8億2000万円)にのぼり、三菱UFJだけではないからだ。
ある国際ジャーナリストがこう言及する。
「米政府は3月下旬、北朝鮮への資金のパイプを止めるため、マネーロンダリングなどの違法行為に関与しないようマカオ当局に求めています。昨年9月にはマカオの一部の銀行をマネロンの主要懸念先に指定して米金融機関との取引を禁止する強硬措置に出ました。今回の処罰は、三菱UFJが個別に問題を起こしたというより、北朝鮮へのマネロンの嫌疑を嫌った中国政府の“アリバイづくり”に利用されたと考えられます」
三菱UFJにとって、これもカントリーリスクのひとつだろうか。
【2006年4月7日掲載】
2006年04月10日10時00分
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三菱東京UFJ銀行、中国・深セン支店に1760万円の罰金=資金洗浄容疑で|ライブドア・ニュース
http://www.asyura2.com/0601/hasan45/msg/781.html
投稿者 white 日時 2006 年 4 月 05 日 18:20:07: QYBiAyr6jr5Ac