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□ネット証券の消耗戦は最終ラウンドに突入|ゲンダイ
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1835034/detail?rd
ネット証券の消耗戦は最終ラウンドに突入
これまでは前哨戦に過ぎなかった――ネット証券の幹部が、そう呟く。
「ガリバー野村」がネット証券ビジネスに本腰を入れた。その徹底した低価格攻勢に、競合他社は舌を巻く。
「約定ベースで20万円以下だと、手数料が無料だといいます。今後、手数料の低価格化競争に拍車がかかるのは火を見るより明らかですよ」(ネット証券関係者)
野村証券はネット取引が可能な「野村ホームトレード」(約200万口座。ちなみにネット証券最大のイー・トレードは約112万口座)で、今月17日から新サービスを実施する。目玉は、20万円以下の約定代金だった場合、手数料が無料になる点(1日1回限り)。急増するネット顧客を取り込む作戦だ。
「実際には、その日の約定のうち、最初の1件について20万円を引いた額に手数料をかける仕組みです。仮に約定が21万円であれば、1万円分に手数料がかかります。もし20万円以下だったら、無料になるわけです」(野村証券の関係者)
どうしてガリバー野村が、今ごろになって動くのか。株式市場が活性化し、個人投資家はひっきりなしに株に手を染め始めた。日経平均も1万7000円台を回復。おいしい市場を黙って見過ごしてはもったいないという腹か。
「野村社内でも相当にやり合ったと聞きます。基本的にネット証券は儲からない。しかも最近は、定額制が増えたせいで、より薄利になっています。それなのに野村ホームトレードの手数料を引き下げるばかりか、ネット専用のジョインベスト証券を立ち上げ、5月にも開業する。ここは業界最低水準を目指すと息巻いています。消耗戦の幕開けです」(証券関係者)
ネット証券潰しが真の目的という声すら上がっている。
「極論すれば、野村が設立するネット証券は赤字でも構わない。穴埋めは本体がすればいい。それぐらいの覚悟だと思う。ネット証券は大変です。野村の情報力、システム構築力には到底かなわないし、手数料は業界最低水準。そこに野村ホームトレードが低価格攻勢で加勢するんだから、ネット証券はバタバタと消えていくことになるでしょう」(経済ジャーナリスト)
ある証券幹部は、こう言う。
「野村参戦で、ネット証券で生き残れるのは2社が限界かもしれません」
個人投資家のフィーバーぶりと反比例するかのように、ネット証券の消耗戦は激しさを増す。
【2006年4月6日掲載】
2006年04月09日10時00分
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http://www.asyura2.com/0601/hasan45/msg/796.html
投稿者 white 日時 2006 年 4 月 06 日 14:23:15: QYBiAyr6jr5Ac