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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003011&sid=aVp3QPgOYfdk&refer=jp_asia
中国建設銀行:05年通期3.9%減益、税額控除の打ち切り響く(2)
4月6日(ブルームバーグ):中国3位の銀行、中国建設銀行が6日発表した2005年通期決算は3.9%の減益だった。政府による税額控除の打ち切りで支払い税額が増加したことや、不良債権引当金の上積みが響いた。住宅ローンや手数料からの収入は増加した。
同社の発表資料によれば、純利益は471億元(1株当たり0.24元)と、前年の490億元(同0.26元)から減少した。米調査会社トムソン・ファイナンシャルがアナリスト21人を対象にまとめた予想平均値は465億元だった。
純金利収入は15%増の1166億元。昨年12月末時点の不良債権比率は 3.84%となり、前年から8ポイント低下した。期末配当は0.015元の予定。
SGアセット・マネジメントで資産運用に携わるウィンソン・フォン氏(シンガポール在勤)は、「経営陣は投資家に対し、税額控除が1度限りのものであることを明らかにしていた」と指摘し、「金利収入と手数料収入が良好である限り、経営面でうまくやっていると言える」との見方を示した。
建設銀は04年に政府による税額控除の適用を受け、利益をほぼ倍増させた。政府は、海外市場での新規株式公開(IPO)を控えた中国の銀行の利益改善を支援する目的でこれを実施している。建設銀が昨年10月に上場を完了させたことで、適用は打ち切られた。