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(回答先: 1バレル50ドルなら、ベネズエラの石油はサウジを上回るそうです(戦争板) 投稿者 i^i 日時 2006 年 4 月 06 日 01:12:09)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20060405mh07.htm
読売新聞の記事から
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商品相場高騰 原油・金など米はインフレ圧力懸念
【ニューヨーク=北山文裕】原油や金、銅などの国際商品相場が高騰している。
イラン、ナイジェリアなど産油国の政治情勢の不透明感から原油価格が値上がりし、エネルギー価格の上昇によるインフレ懸念の台頭が、さらに商品相場を押し上げる構図だ。こうした価格上昇が消費財に波及すれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の金融政策にも影響を与えそうだ。
産油国で政情不安
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、良質の原油を生産するナイジェリアで反政府勢力の攻撃を受けた石油関連施設の供給が停滞したため、3日に一時、1バレル=67・90ドルまで上昇した。ガソリン需要期を控えた米国の在庫減も買い材料となり、1バレル=70ドルに迫る水準に高騰している。
また、イランの核開発問題をめぐる国際政治の緊張の高まりや原油価格の上昇から、「有事」と「インフレ」に強い金への資金流入が加速している。
ニューヨーク金先物相場は3日の取引で6月物が一時、1トロイ・オンス(約31グラム)=596・80ドルまで上昇し、終値(594・30ドル)とともに1981年1月以来約25年ぶりの高値を付けた。
こうした動きは幅広い商品に波及している。銀、プラチナなど貴金属のほか、中国など新興経済圏向けの需要が旺盛な銅も、メキシコの主要鉱山がストライキに突入したことから世界的な需給不安が広がり、急騰している。
また、原油価格の上昇によって、米国でガソリンの代替燃料としてサトウキビを原料とする、エタノールの普及が本格化するとの思惑から砂糖の国際価格も上昇している。
3月末にいったん利益を確定した欧米のファンド勢が再び商品相場への投資を再開し、相場全体を押し上げているとの指摘もある。
エネルギーや原料の価格上昇が米経済に与える影響が注目される。FRBは15回連続の利上げを決めた3月28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、エネルギー、原料価格の上昇が「インフレ圧力を高める可能性がある」と指摘した。
2月の米消費者物価指数は、エネルギー、食品を除いたコア物価指数がわずかな上昇にとどまっており、現時点では物価全体には大きな影響は見られないが、今後の金融政策の行方を左右する材料になりそうだ。
(2006年4月5日 読売新聞)
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市場の予想が正しければ、「戦争」の危機はまだ去っていないと言う事になりますが・・・・