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□野村証券、若者&初心者取り込みへ…本格的参戦|夕刊フジ
http://news.www.infoseek.co.jp/fuji/story.html?q=05fuji320060405037&cat=7
野村証券、若者&初心者取り込みへ…本格的参戦 (夕刊フジ)
証券業界のガリバーながら、インターネット取引には慎重な姿勢を崩さなかった野村証券が大きく動き始めた。野村は、ネットでの少額取引の無料化を含む手数料値下げを初めて実施する。相場の活況を背景に株式取引への参加者が急増する中、サービスは手厚いが敷居も高いという消費者像からイメチェンを図り、初心者も取り込む思惑のようだ。
野村のネット取引口座「野村ホームトレード」は今年3月末の口座数が196万と、ネット専業各社を差し置いて現状でも国内最大ではある。
ただ、対面取引の顧客がネット取引も兼用するケースが多く、「ネット手数料水準も対面取引時より20%ディスカウントされているものの、ネット専業の他社に比べるとかなり割高だった」(業界関係者)。
ネット専業各社は、約定代金20万円程度まで無料にしたり、一定期間・回数の取引が定額とする割安な手数料体系の導入などで、激しい顧客争奪戦を展開している。
一方、野村はネット取引を開始した平成9年以来、おおむね約定代金の1%程度という水準を貫いてきた。「そのかわり、営業マンのサポートなど手厚いサービスが売り物だった」(同)
こうしたなか、野村は17日から売買報告書など顧客向け書類を電子交付に切り替えた場合などに、手数料を最大で対面の30%ディスカウントに値下げする。また、約定代金20万円までは無料とし、20万円を超過した金額にのみ手数料率を計算する新体系も導入する。詳細は今夕、発表する。新手数料体系も、頻繁な取引を行う投資家にとっては割高には変わりないが、野村のブランドと手厚いサービスをアピールして、投資初心者を取り込む狙いだ。
野村グループでは、5月にネット専業の「ジョインベスト証券」を開業する予定。こちらは、業界最低の手数料水準を目指しており、今回の本体値下げにより、グループ全体で、さまざまな取引頻度や経験の投資家に網をかける思惑のようだ。
[ 2006年4月5日16時10分 ]