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対伯金融投資が旺盛に・米国から全体の90%・株式市場へ91%でほぼ独り占め
ブラジルの金融市場への外国からの投資が増え始めている。証券委員会CVMによれば昨年の同投資額は158億ドル(344億レアル)で、民営化計画で賑わった97年の166億ドル以来の金額となったが、今年も予想以上に旺盛で、日本からの投資も始まったというバンクボストンの投資保険商品担当フィゲレード専務の話も伝えられている。
対伯金融投資先は90%が米国から、そして欧州からであるが、多様化の方向にあり、中南米での競合国であるアルゼンチン、チリ、ウルグアイ、コスタリカなどからも入っており、対米投資が盛んなアジアの資金も僅かながらも流れ込んでいるという。
同投資金運用でブラジルで2位(CVMでのランキング)のバンクボストンでは1月は昨年末にかけての数か月を上回る資金量で、280億6千万レアル入り12月比で株の値上り率14%を差引いて6%の純増と報告。 3位のイタウー銀行では47億レアルと12月比12億レアル増加した。
4位のHSBC証券では2月の初めだけで2億3700万レアル入り、今年の残高は28億レアルになった。 CVMによる昨年の投資残158億ドルの内訳は株式市場が圧倒的で全体の91%を占めた。続いて確定利付物が6・9%、金融派生商品が0・4%、社債その他が1・7%。 先ごろ実施に向かったブラジル公債への投資に対するの所得税、商品流通サービス税の免税で、今後多少の動きがあろうが、上記の資金運用会社筋では大した変化はなかろうという見方で、株式市場が外国人投資の主流であることは変わるまいという。