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中国、投資の反動と不良債権増加のリスクに直面=中銀副総裁
2006年 03月 20日 月曜日 10:27 JST
[北京 18日 ロイター]
中国人民銀行(中央銀行)の呉暁霊・副総裁は18日、中国経済は固定資産投資の反動や不良債権増加のリスクに直面しているとの見解を示した。
同副総裁は金融フォーラムで、現在はインフレが抑制されていることから、中国が長い間検討してきたエネルギー・天然資源の価格決定メカニズムの調整に踏み切るには適切な時期だと述べた。
投資は中国の急速な経済成長の牽引役となってきたが、政策担当者らは、資金の多くが無駄の多いプロジェクトに流れて過剰生産能を生じさせており、これが企業倒産や国営銀行の不良債権につながると懸念している。