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□[日本酒]輸出が着実に拡大 4年連続で前年比増/毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1785211/detail?rd
[日本酒]輸出が着実に拡大 4年連続で前年比増
日本酒の輸出が着実に拡大している。05年は一升瓶(1.8リットル)で約530万本にあたる9537キロリットルが輸出され、4年連続で前年比増となった。米国では、日本食料理店だけでなく、フランス料理店などで提供するケースも出始めた。国内の日本酒消費は減少が続くが、海外では「SAKE」の人気が高まりつつある。
日本酒の輸出量は05年は前年比8.4%増。輸出額は同17.8%増の53億3857万円。輸出量が最も多いのは米国向けで全体の31%、金額では48%にあたる26億306万円を占め、輸出する日本酒の高級化が進んでいる。蔵元側も冷蔵の輸出コンテナを使って生酒を出荷するなど、「本当においしいと思ってもらえる酒」を提供しているという。
日本政策投資銀行のニューヨーク駐在員事務所は昨年末、米国のワイン輸入業者が日本酒を輸入している例や、高級フランス料理店などで日本酒が提供されているケースをリポートで紹介。「日本国内の中小の酒造メーカーでも、海外市場に可能性があるのではないか」と提案した。
各地の蔵元に呼びかけて、香港や米国で利き酒会などを行っている日本酒輸出協会の松崎晴雄会長は「在米日本人だけでなく、米国人が日本酒を楽しむようになっている。日本酒に対する価値観も変わってきた」と語る。
酒卸の岡永(東京都中央区)が運営している日本名門酒会は今月22日、北京市内のホテルで、一般向けの日本酒試飲会を開催し、セミナーや商談会を行って、日本酒の良さをアピールする。日本酒の蔵元で、米国など17カ国に輸出している今西清兵衛商店(奈良市)の今西清隆社長は「日本酒を知ってもらい、世界で認められる品質にしていきたい」と話す。北京での試飲会にも大吟醸酒など3種類を出品するという。【古田信二】
2006年03月18日18時31分