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日米豪が初の閣僚級戦略対話、中国情勢などで協議
2006年 03月 18日 土曜日 14:39 JST
[シドニー 18日 ロイター] 豪州のシドニーを訪れている麻生外相は18日、ライス米国務長官、ダウナー豪外相と日米豪安全保障対話を行い、中国の軍事力拡大に対し3カ国がどう対応するかなどについて協議した。
会談後に発表された共同声明では、アジア太平洋地域での中国の建設的な役割を歓迎するとの考えや、東南アジア諸国連合(ASEAN)や韓国との協力拡大の意義について見解が一致したことなどが確認された。
ライス長官は17日、ハワード豪首相との共同記者会見では、中国が軍備拡張についての透明性をより高めない限り、ネガティブな影響をもたらすことになるとの懸念を表明。中国の台頭が同地域に前向きな影響をもたらすような状況を期待するとの見解を示していた。