★阿修羅♪ > 国家破産45 > 610.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.asahi.com/business/update/0314/150.html
高速道路建設の有利子負債37兆円 今後2兆円増見通し
2006年03月14日21時46分
国土交通省は14日、道路関係4公団の民営化(昨年10月)で、道路資産や負債を引き継いだ独立行政法人「日本高速道路保有・債務返済機構」と、高速道路会社6社の発足時の資産と負債を時価評価した貸借対照表を発表した。機構は資産43兆9829億円、道路建設で膨らんだ有利子負債37兆4380億円。新たに造る高速道路の借り入れを合わせた負債約40兆円を、高速道路会社の料金収入を財源に45年間で完済する計画だ。
高速道路の新規建設と管理をする高速道路会社6社の資産は計2兆1870億円。一方、現在建設している道路などのために借りている有利子負債は合わせて9459億円で、第2東名を建設している中日本高速が3074億円、第2名神を建設する西日本高速が1417億円など。資産、負債とも道路開通後、機構に移される。
民間企業並みの会計基準で作成した旧4公団の05年度決算(4〜9月)も発表された。それによると、阪神高速と本州四国連絡橋の2公団がそれぞれ210億円、105億円の当期赤字。阪神は9月末時点で1547億円の債務超過だったが、民営化された阪神高速道路会社は負債が機構に移ったことなどから資産超過になった。