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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060312AT2M0100411032006.html
欧州企業「配当重視」鮮明に・買収回避の狙いも
【ロンドン=田村篤士】欧州の上場企業が株主への利益配分姿勢を強めている。好業績の続く石油メジャーなどで大幅増配が相次ぎ、2006年度の配当性向は2年連続で上昇する見通しだ。稼いだおカネの使い道として配当重視を鮮明にし、敵対的買収などを回避するねらいもある。ただ投資家からは配当よりも成長のための設備投資を求める声があり、配当性向が高いのに株価が低迷する企業も出ている。
配当性向は企業の期間利益のうち、株主に支払う配当の割合。原油高に潤う英BPは05年度の配当を1株当たり前年比21%増やすことを決めた。英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは期間利益の7割に相当する170億ドルを配当や自社株買いなどの形で株主に配分した。英電力大手セントリカは配当を22%増やし、配当性向を58%と13ポイント高めた。 (07:01)