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これが、10年後どのような結果を生むかたのしみですね。
吉とでるか凶とでるか?
http://www.kahoku.co.jp/news/2006/03/20060311t12038.htm
低金利時代の資産運用に賃貸アパート・マンションの経営を考える人が増え、仙台市内で建設ラッシュが起きている。新築件数は「バブル期並み」(不動産業者)といい、空前の借り手市場になってきた。不動産仲介業者は「敷金・礼金なし」「抽選で海外旅行プレゼント」などのサービスを打ち出し、誘客合戦を繰り広げている。
「1月5日発行の雑誌に載せた分だけでも、市内の新築物件は115件を超した。昨年より2割以上多い」と話すのは、雑誌「住宅情報」を発行するリクルート東北支社(青葉区)の出口規久編集長。
例年は人事異動が決まる2月ごろに新築物件の情報提供が増えるが、今年は時期が早まった。「物件が過剰になり、建て主が『借り手が集まらないのではないか』と焦り始めた」(出口さん)という。
業界関係者によると、建設ラッシュが目立ち始めたのは昨年から。低金利の中、資産を有効に運用しようとアパート経営に乗り出す地主が増えた。
土地を借りてアパート経営を行う大手不動産会社もかなり参入しているという。
土地にかかる相続税の節税対策として、生前に借金してアパートを建てる人も目立つ。
新築物件は数年前、泉区と太白区で多かったが、昨年は柏木地区を中心にした青葉区が3割を占めた。市の中心部近くで眠っていた土地が動きだしたのも特徴だ。
こうした動きで「賃貸市場が大きい仙台でも、物件が飽和状態に近づいてきた」(仲介業者)という。家賃は下げたくないと考える建て主が多く、仲介業者はさまざまなサービスで客を呼び寄せるのに必死だ。
松栄不動産(宮城野区)は「成約した借り手に抽選で海外旅行やプロ野球の観戦チケットを贈るサービスは当たり前。最近は仲介手数料や敷金・礼金を取らない物件も少なくない」と明かす。
建物のデザインで差別化を図るのは、Cコンセプト(青葉区)。一流デザイナーの図案を基に設計する「デザイナーズマンション」を年内に建設する予定だ。
加入金を支払って会員になれば、低料金で優先的に居住できる仙台初のシステムを採用。同社は「差別化を図らないと生き残っていけない状況になってきた」と話している。