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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/20060308NTE2IFT0207032006.html
中国小売大手の好又多の買収、米欧中3社の競争に(3/7)※
中国小売り大手の好又多量販(トラストマート)の買収に中国スーパー最大手の聯華が名乗りをあげる可能性が高い。好又多には既に米ウォルマートと仏カルフールが関心を示しており、米欧中流通大手による三つ巴の買収戦となりそうだ。
1997年に台湾の実業家が創業した好又多は20都市に約100の店舗を持つ。中国で全国展開する小売りチェーンを買収できる機会は限られ、ウォルマートとカルフールは以前から注目していた。関係者によれば、聯華は来週の締め切りまでに、買収申し込みの手続を取るとみられる。
上海市政府が傘下の百聯集団を通じて保有する聯華は、スーパーマーケットを1481店、コンビニエンスストアを1835店など、合計3377店舗を持つ。資金力は外資ライバルに比べ大幅に劣るものの、買収戦になれば親会社や上海市政府の支援を見込むことができる。
10億ドル以上とみられる買収価格は、聯華の登場でさらに上昇するとみられる。国内企業との競争で外資が高い買収価格を強いられる構図が、最近の中国M&A(企業の合併・買収)市場の特徴となっている。米金融サービス大手シティグループ、ベルギーのビール大手インベブなど多くの企業が、中国大企業の買収で国内企業との激しい競争に直面した。
(英フィナンシャル・タイムズ特約)