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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/20060302NTE2IFT0102032006.html
モルガン・スタンレー、インド向け10億ドル投資を計画(3/2)※
モルガン・スタンレー・リアル・エステート・アジア・パシフィックを統括するザイン・ファンシ氏は1日、今後5−7年間にインドで最大30億ドルの不動産ファンドを構築する計画を発表した。うち最大10億ドルはモルガン・スタンレーからの直接投資、残りは借入金や共同投資による調達のほか、資産価値の上昇を見込む。
2005年にインドの不動産規制が緩和されて以来、メリルリンチなど外国人投資家が不動産市場に参入し、都市化を推進している。これまでにモルガン・スタンレーを除く8つの海外ファンドが合わせて約10億ドルのインド向け不動産投資を明らかにした。
国内ファンド勢は、HDFC銀行の2億3000万ドルを筆頭に、総額20億ドルを不動産投資に向けているが、数カ月後には新たにHDFC銀行が海外投資家向けに5億ドルの不動産ファンドを立ち上げる予定。
9−10%とインドの債券市場よりも約3%利回りが高い不動産市場に、多額の投資資金が流入しているのに加え、ムンバイ、ニューデリーなどの都市では土地供給に限りがあるため、中央銀行は資産価格急騰を懸念し、民間銀行の不動産リスク評価を引き上げた。
1月には、インドの民間最大企業リライアンス・インダストリーズが、ムンバイ北部の商業中心街にある7.5ヘクタールの区画を110億ルピー(2億5000万ドル相当)で入札した。1フィート平方辺り1万8000ルピーと2年前のほぼ2倍のコストで商業集積地を建設する予定だ。
モルガン・スタンレーは今回の発表に先がけ、バンガロールを拠点とするマントリ・デベロッパーズに6800万ドルを出資し、少数株主になっている。