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アジアの勢力図が徐々に流動化しつつあります。
対立軸をしっかりと確認しましょう。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0214&f=stockname_0214_048.shtml
1月石油:ロシア権益、中国石油とインドが争奪戦
2006/02/14(火) 20:09:15更新
中国国家税務総局によれば、中国の05年の原油輸入量は前年比3.2%増の1億2700万トン、輸出量は同46.9%増の807万トンとなった。中国国家統計局が1月下旬発表した05年の原油生産量は前年比3.9%増の1億8100万トンで、輸入量と国内産出量との差は5000万トン強まで近づいている。
ブルームバーグが1月下旬に報じたところによれば、英BPが運営するロシアの石油プロジェクト「OAOウドムルトネフト」の売却をめぐって、中国石油天然気股フェン有限公司[香港上場、中国石油天然気(ペトロチャイナ)、0857]の親会社である中国石油天然気集団(CNPC)と、インド石油天然ガス公社(ONGC)が争奪戦を繰り広げているもよう。
同プロジェクトは、ロシアのウドムルト共和国にある26油田を開発するもので、日産量は12万バレル以上。落札価格は30億米ドル以上に達する見通しであるという。
また、沖合油田開発を主力とする中国海洋石油有限公司[香港上場、中国海洋石油(CNOOC)、0883]が9日、ナイジェリアの油田開発プロジェクトに45%出資する計画を発表したのが好感され、同日の中国海洋石油株の終値が前日比4%以上、上昇した。出資額23億米ドルは、同社の海外向け出資として過去最大級だが、合理的な金額と判断され、「買い」を促した。(編集担当:渡辺賢一・石井一三)