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【ニューデリー=山田剛】
鉄鋼世界最大手ミタル・スチール(オランダ)を率いる在外インド人のラクシュミ・ミタル会長は19日、印NDTVとのインタビューで「私に対して、欧州の政治家が人種差別的な発言をしているのは非常に悲しいことだ」と述べた。
同社が提案した同第2位のアルセロール(ルクセンブルク)買収に対して、フランスなど欧州各国政府から反対の声が相次いでいることに反発したとみられる。
ミタル会長は、「これは私たちだけの問題ではない。もし我々のような会社が企業買収を巡って抵抗に遭うのならば、海外展開を目指す他のインド人ビジネスマンにも影響を与えるだろう」と指摘した。
同会長はアルセロールの買収実現に改めて自信を示す一方、ニューデリーで20日に予定しているシン印首相とシラク仏大統領との首脳会談で「シン首相がこの問題を提起してくれると信じている」と語った。