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労働市場が大幅改善・失業率最低、所得上昇・全伯失業率9・8%
05年末には失業率は六大都市の平均で8・3%に下がり、この結果年間平均は9・8%で過去最低になり、平均勤労者所得は2%上昇し972・61レアルになったと地理統計院IBGEが26日発表した。04年の失業率は11・5%であったため、昨年は過去最低。平均所得は97年以来初めての上昇というテンデンシア・コンサルタント会社の計算である。失業率は6か月間停滞していたがこれは就職探しが少なかったためで、11月から12月にかけて就職口が増えたことではないと説明、それでも04年12月に比較すれば2・4%増の47万4千人の新規雇用が造成されたという。これで昨年の公式雇用人口は前年の就労人口の平均39・3%から40・3%に上った。
≪昨年・公式雇用が全体の40%に達す≫
12月に失業率が下がった原因はサンパウロを主体に特に商業の臨時雇用が増えたことがある。そのためサンパウロでは失業率は7・8%と低い。全伯平均以下になったのは初めてである。公式雇用、所得の上昇では05年の労働市場の回復は見るべきものがあったとIBGE。
求職者の減少ぶりは予想を上回り、12月だけで29万1千人が求職活動を停止、11月比で13・6%も減少した。200万人以下の180万人しか求職活動をしなかったのも初めただという。
同結果に大統領や労相など有頂天であるが応用経済研究院Ipeaでも驚き、求職者数が少なくなったということは家族所得が上昇した証拠、少年や女性が労働市場から少なくなったということだとみている。
もっとも、LCAコンサルタント会社では「全体的には喜ぶべきだが、職場開放がサービス業に極端に限定され、工業雇用の心配が隠れてしまった。12月の工業雇用は0・9%減退し、3万1千人の減少を見た」という声も聞こえる。
なお、昨年の労働市場での公式雇用者は全体の40・3%、非公式が15・6%、自営業が19・4%、雇用主が5・1%だった。
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