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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aDzdnwxi8syo&refer=jp_japan#
2月14日(ブルームバーグ):欧州最大の銀行、スイスのUBSが14日発表した第4四半期(2005年10−12月)決算は、純利益が前年同期比で3倍強に増加し、過去最高を記録した。資産運用4部門の売却益や、富裕層部門の手数料収入増加が寄与した。
純利益は64億9000万スイス・フラン(1株当たり6.28フラン)と、前年同期の20億8000万フラン(同1.97フラン)から増加した。ブルームバーグがアナリスト9人を対象にまとめた予想中央値では、61億6000万フランと見込まれていた。この利益には、プライベートバンク3社と資産運用部門1部門をジュリアス・ベア・ホールディングに売却して得た37億フランの利益が含まれている。継続事業ベースの利益は前年同期比36%増の27億9000万フラン。
UBSの成長をけん引しているのは、米国やアジアなどの市場での顧客拡大だ。03年5月以降にスイス国外で少なくともプライベートバンク8社を買収したことも業績に追い風となっており、5四半期連続の増益につながった。
UBSは配当を04年の3フランから3.80フランに引き上げる計画で、7月に1対2の株式分割を実施する案も提示した。また3月に自社株買いを開始し、最大50億フラン相当を買い戻す可能性も明らかにした。
100万ドル超の資産家を顧客とする富裕層部門は、第4四半期に197億フランの新規資金を獲得した。同部門の税引き前利益(米国を除く)は11億2000 万フランと、前年同期の8億1800万フランから伸びた。
利益の約4割を占める投資銀行部門の税引き前利益は8%増の13億7000 万フラン。アナリストらは、債券関連業務の減収を理由に、12億3000万フランに利益が減少すると予測していた。