★阿修羅♪ > 国家破産45 > 290.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
2006年ビル・トッテン氏が「新春の集い」を福岡、名古屋、大阪、東京において
開催しました。下記はその講演をまとめたものです。
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/totten/column/1181220_629.html
私の認識では現在の日本財政は大雑把に次の状況だと認識しています。
●必要な国家予算、一般会計約80兆円に対し税収は約50兆円
●国家予算不足分の30兆を毎年国債を発行
●国家財政を支える個人資産は約1400兆円
●国の借金は約800兆円
●国債の債権者は日本国民が約90%が所持
●国の借金を国内で負担している金額は約720兆円
(800兆円 × 90% = 720兆円)
※例えれば、年収500万の家庭が毎年300万借金して800万使っている。
一方貯金は1億4000万円あるが、借金は8000万円といった状況です。
よって、実質貯金の残りは6000万円。
このまま毎年300万円の借金をつづけると20年で貯金は0になります。
しかし、既に日本国民の貯金の半分以上が国債です。
果たしてこれ以上、日本の国民が国債を買って国の借金を負担するでしょうか?
私が考えるに、近いうちに外国に国債を二束三文で売って財政を賄う様になる
でしょう。そしていよいよ財政が悪化した場合IMFや欧米のマネーの世話に
なるでしょう。
今すぐ、金融自由化、グローバル経済を止めないと、近いうちに国内通貨がアメ
リカドル6割のアルゼンチンの様に経済破綻するでしょう。
それは自尊、自営が出来なくなる事を意味します・・・つまり日本の終りです。
※一般の家庭の財政状況に例えましたが、国家は通貨発行や税の徴収が出来、あ
る程度財政をコントロールできます。しかしそれを考えても結果は同じでしょう。