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Nevada経済速報2月11日(土)15:10
...2006/02/11(Sat) 15:15:09...
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更に振幅が激しくなってきた金融市場
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ここにきまして、金融市場の振幅が一層激しくなってきています。
金(ゴールド) −14.60ドル
為替(ドル・円) −2円(一時)
日経平均 −350円(一時)
為替をみますと、貿易赤字最大という報道を受けて、一ドル116円台になっていましたが、その後ドルは急速に買われ、引け値は117円85銭と東京市場の終値より25銭<円安>に振れて終わっています。
金(ゴールド)も、後場に一気に崩れ、あっという間に14ドル以上急落するという状況になっていました。
ここまで振幅が激しくなっているのは、日本が資金供給を停止し始めたからです。
日本銀行は<0%金利>で35兆円にも上る資金供給を行い、市場には資金が余りに余っており、これが世界に過剰流動性をつくり出してきたわけですが、ここにきまして、この<0%金利>で資金を取り入れた金融機関は、日本の不動産融資に使おう、となってきたために、世界のファンドは『もはや資金がない?ならばポジションを縮小しよう』となったのです。
これが一気に起こっているために、相場の振幅が激しくなってきているのです。
そして、この振幅の激しさで、相次いでオプションが破壊されてきており、市場はいわば<真空地帯>状態になりつつあり、このため、少しの売り物で一気に値を崩して、また少しの買い物で一気に値を戻すという
状態になっているのです。
これを繰り返していけば、市場の振幅が更に激しくなり、最後には最も資金的に余裕があったファンドまでもが『もはやこれまで』とばかりに、全てのポジションを投げて、この過剰流動性に基づいたバブル相場が
終わります。
そして、日経平均が急落する中、最後の<華>である中小型株が急騰するでしょう。
今は、乗り換え対象で売られています<中小型株>ですが、残されたわずかな資金で『最後の勝負』とばかり、強引に買い上げて急騰していく姿が見られる筈です。
昨日も、そのような姿が一部の銘柄に見られましたが、最後の<華>がどのような形で見られるのか、そしてそれが見られた際には、このバブル相場が終わり、悲惨な相場になっている筈です。
その時期が刻一刻と近づいてきています。
<Stay out>(近づくな)とある外資系資産運用会社がベスト顧客向けに述べたタイトルです。
さてどうなるでしょうか?相場は相場に聞け、が昔からいわれていることですが・・・。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html