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ヘッジファンドマネージャーの日本株推奨
2月10日 株式速報 2 大手ヘッジファンド収益率
日本の大手ヘッジファンド2社、大手欧州系のアジアロングショートのヘッジファンドの1月のリターン速報値が確認出来ました。予想通り大きなマイナス収益率となっております。以前から申し上げておりますとおり、これから解約の売りが出てくるはずですので今しばらく新興市場の取り組みは控える戦略の継続と考えます。購読者の方には先々日に日本株慎重論で述べた通りの戦略で臨まれていることと思いますので、この数日間の新興市場の下げにおいても傷は浅いものと思われます。今はバーゲンカタログを見ながら次なる戦略を考えましょう。
2月8日 株式速報 日本株慎重論
月曜日は特定の年齢層にマーケティングを絞った通販業のIRミティーティングに参加しました。スモールミィーティングでしたがあまりプレゼンが上手くなかったせいか反応は今一歩と言った感じでした。さて、本日はグリーンホスピタルサプライに続いて、新規カバー銘柄のイントロダクションレポートをご紹介しようと思っていたのですが、モルガンスタンレーが日本を含めたアジア株式市場のアロケーションを引き下げる提案を示しましたので、この話を致します。 BRICs、インド株式市場へのネガティブな見方を以前紹介しましたが(日本株も慎重姿勢)、その見方を裏付けるサポートをモルガンスタンレーが発表した形となりました。日本株ももう腹八分であると言った米国投資家が多いことから此処からは刈り取り期間と大方は見ているでしょう。モルガンスタンレーは今まで大幅に日本、新興国市場にベットしていたので、この変化は大きな意義を持つと考えられております。(決して一セルサイドの意見のみを尊重すると言う意味ではありません。)
【概要】 彼らは、グローバルエクイティのポートフォリオの日本株構成比を1/3減らして10%へ、合わせて新興国市場も10%を5%へアロケーションをシフトする事を顧客へ説明しました。背景は日本株、新興国市場への大量の資金流入により割高な水準となった事が理由です。フェアバリューを超えており、今は米国株へのシフトを推奨しています。外人投資家は約10兆円を日本株に振り向けており日経を40%引き上げた主役となった訳ですが、これは18年来最も大きな上昇でありました。一方S&P500は3%と87年来最も低水準でした。新興国市場は06年に入って110億ドルのインフローがあり、昨年1年間の200億ドルの半分まで僅か1ヶ月たらずで達しています。
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