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ネット投資家、ライブドア騒動で4割が“損”
ライブドア事件を契機とした株式市場の混乱で、インターネットで株取引をしている個人投資家の6割以上が保有株の下落に見舞われ、4割が何らかの損失を抱えたことが、読売新聞社とNTTレゾナントが共同で実施した消費者モニター調査で明らかになった。
ただ、8割強の投資家は、今まで通り株式投資を続けるとしており、株価の上昇基調を背景とした個人投資家の強気な姿勢も示された。
調査は、ライブドア事件の影響についての見方や意見を1092人に聞いた。
株式のネット取引をしている202人のうち、ライブドア事件の後に保有株が値下がりした人は、63・9%にのぼった。保有株を「売却して損をした」人は16・8%、「売却せず含み損がある」が25・7%で、ネット投資家の42・6%が“被害”を受けていた。
これらの人の損失や含み損の金額は、「10万円未満」が48・8%、これを含む「50万円未満」で9割近くを占め、「500万円以上」の人も1人いた。一方、今後の株式投資については、「投資姿勢を変えない」が80・7%を占め、「投資額を減らす」(7・4%)と「投資をやめる」(2・0%)を合わせた自粛派は1割に満たなかった。
株式投資の目的は、〈1〉資産形成(34・2%)〈2〉小遣い稼ぎ(32・2%)〈3〉趣味として(11・4%)――の順だった。昨年1年間の投資で利益を得た人は71・8%で、「500万円以上」も8人(4・0%)いた。購入した株式を売却するまでの平均期間は「1か月以内」が43・6%と多く、買った日に売る「デイトレーダー」も5・5%。
調査は今月1〜2日、インターネット・アンケートサービス「gooリサーチ」に登録している消費者モニターを対象に、ネット上で実施した。
(読売新聞) - 2月7日3時6分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000101-yom-bus_all